現在フランクリンメソッドの教室は開催していません
クライアントさんのお手本になりたい!
クライアントさんに健康をお届けする仕事をしている自分が、不健康な生活習慣だったり、痛みに悩まされていたり・・・
なんだか笑えないお話ですが、かつての私はそんな悩みをもっていました。
「クライアントさんのお手本になれるよう、自分自身が健康で元気でなくて、どうして信頼される治療家になれるのか!」
そんな思いから、さまざまな流行りのエクササイズを試したり、トレーニングをやってみたりしました。
けれども、これが最新の運動理論といわれていたものが、何年かすると、実は間違っていたとわかったり。。
果たして手法にこだわったエクササイズというものが、健康にいいのか疑問をもったのです。
ちょうど、その頃に学びはじめたフランクリンメソッドでは、本来のからだのしくみに沿って動くことを提唱していました。
その学びを通して、日常の生活の中の動きをより良くする中に、健康の秘訣があると気づきました。
それからは、特別なトレーニングを止め、身体のしくみに則った姿勢の再教育に意識を向けて日々の生活習慣に取り入れていきました。
呼吸や歩き方が変わり、姿勢が自然と良くなることで体調の上下動の波が減り、元気な姿でクライアントさんの前に立てるようになりました。
ご紹介するセルフケアエクササイズは
健康でありたいすべての方に
日々のセルフケアとして習慣にしていただけるエクササイズをご紹介します。
本来のからだのしくみ使えるようになって、健康的な姿勢へと再教育ができる機能改善エクササイズです。
フランクリンメソッドのボーンリズミクスとは
ではボーンリズミクスについて、からだ道場のにゃんこ先生とヨガインストラクターのゆみちゃんとの会話形式で説明してみましょう!

みなさん、こんにちはー。ヨガインストラクターのゆみです。
にゃんこ先生、よろしくおねがいします。

はい、こんにゃちは。

先生、フランクリンメソッドという名称が出てきましたが、
一体どんなメソッドなんですか?

フランクリンメソッドはヨーロッパ生まれの動きの教授法なんだ。
動きに関するメソッドはいろいろがあるけど、
ちょっと他にはない3つの特徴があるんだよ。

へ~、その3つって何ですか?

1つはね、身体の機能の体現を、
日常の動作を使って行うことなの。

日常の動作を大切にしているんだ。

2つめが、理想的な健康という観点から、
身体のしくみについて学ぶんだ。

身体が本来どのように動くのかということですね。

そして3つめが、専門家に頼らなくても、
自分自身でからだの可能性を引き出せることだね。

なるほど、それっていいかも~。

私たちが本来持っているからだの可能性を、
自分で引き出せるようにできるエクササイズなんだよ。

そうなんですね。
先生、具体的にはどんなエクササイズなんですか?

身体の動きやボール・バンドを用いてのワークを通して、
深い呼吸や歩行、立ち座りの動作を
自然と楽に出来るようになるのが目的なんだよ。

先生、ボーンリズミクスをやることで、
どんな状態になれるんですか?

そうだね。
まず、日々の習慣にすることが前提になるんだけど。

続けることって大切ですものね。

そのうえで、次のような体感が得られるよ。
下にまとめてみたので読んでみてにゃ。
- からだのしくみの基本が自然と身につく
- 動きがしなやかになるのが実感できる
- 姿勢が良くなり身体の痛みや緊張から解放される
- 内臓のはたらきが活発になり健康増進につながる
- 思考がクリアになり、モチベーションがあがる

じゃあ、いまどこかに身体の不具合を感じていたとしても、
本来の身体の機能をしっかりと使えるようにすれば、
健康な姿勢をつくることは誰にでも可能なんですね。

そのとおり!
ボーンリズミクスは姿勢から健康になる養生法でもあるんだね。
さすがゆみちゃん。だてにヨガの先生してないね。

やだ先生、それほどでもないですよー。(笑)
体験された方の声
今日のセルフケア教室は、体をしっかり使いました。
いつも使っている使い方とは全く違う動きができました。
でも、その動きこそが本来の動かし方なんだと実感できました。
いかに、自分の楽なオリジナル的な動きをしているということがわかり、そして、いろんな苦痛(肩こり・腰痛・冷え・むくみ等)は自ら自分でつくりだしているのだと。
それがわかると、「じゃ、治すのも自分自身でできる!!」と気づくことができます。
自分でしっかり動いて、体を元にもどす知識がえられました!!
ヨガインストラクター Mさん
他のエクササイズと何が違うのか?
ボーンリズミクスでは、日常よく行なっていること(立つ・座る・歩く・呼吸する・考える・休息するなど)に着目して、脳神経系に働きかけることで身体の動きをより良くするボディーマインド(心身一体の)トレーニングです。
大切なポイントは、エクササイズ自体を楽しんでいるか、呼吸をしているか、自分のからだの緊張ぐあいや骨の動くしくみ(ボーンリズム)を使ってからだを動かせているかなのです。
片側のエクササイズをやった後、左右を比較して違いを感じるなど、通常の流れのままに動くエクササイズとは違ったとらえかたで進めていきます。
ボーンリズミクスは心地のよいエクササイズです。
自分自身の快適なスタイルを追求するのが目的ですから、苦しいとか我慢しながらやるトレーニングとは無縁のものです。
習慣化することで、呼吸が深くなり、血液の流れがより良く改善され、内臓が活性化し、筋肉が適度な弾力を維持した状態に戻っていきます。
日常の身体の使い方が上手になるので、故障やケガ、痛みの原因となるかたよった動きが是正され、姿勢の再教育が自然と行えます。
ボーンリズミクスに必要な物
特別の器具は必要ありません。
たたみ二帖分くらいのスペースと、フランクリンボールと3mほどのエラスティックバンドだけです。
しなやかに動くための教室でやる内容の一部
取り組みやすいように3つのパートに分けて行っています。
Ⅰイメジェリーウォームアップと呼吸・姿勢
・ウォームアップエクササイズ
・呼吸エクササイズ
・重力下での効率(立ち方・姿勢エクササイズ)
Ⅱ正しい立ち座り、健全な歩き方
・スイングエクササイズ
・立ち座りエクササイズ
・歩行のしかた(足のバンド・ボールエクササイズ)
Ⅲエラスティックムーブメントとリリース&リラックス
・エラスティックバンドエクササイズ(全身)
・ボールムーブメントとボールリリース
・インプロビゼーションでの自由な運動