ホメオスタシスはこんな身近なことだった!?

こんにちは、稲田です。

前回のホメオスタシスのお話の続きです。

私たちは常に外界の変化に適応して生きていかないといけませんね。

と同時に、身体の中で起こるさまざまな生体反応にも適応していかないとならないんです。

体液(細胞外液)の性状は、外界の変化や生体内の変化によって常に変動してしまいます。

この変動した体液の性状を、ある基準内に調整することがホメオスタシスというはたらきでした。

体液が一定の基準値内にないと、細胞が正常に活動できなくなるからですね。

最悪、死滅しちゃうわけですから、そりゃもう必死で調整しますよね。

さて、それじゃあ具体的に体液の性状ってどんなものがあるでしょうか?

少し考えてみて下さいね。

どうでしょうか?

ホメオスタシスと体液成分

まず、体液の成分があげられますね。

水分の量・栄養素の量・酸素量などです。

それから、浸透圧や体液の温度、pHなども大切ですね。

たとえば、外界の気温が高くなったり低くなったりすると、体液の温度も変化します。

体液の適温は37度なので、気温が上昇すると体液温度も上昇します。

すると、人体は上昇した温度を下げるために汗を出しますね。

逆に、気温が下がると体液温度も下降するので、筋肉内でエネルギーを消費して熱を発生させます。

そうすることで体液温度を上昇させるわけです。

この体温調整機能が、ホメオスタシスのはたらきになるわけです。

また別の例でいうと、細胞は代謝の結果としてたえず水素イオン(H)を産生し続けています。

この水素イオンは酸性物質なので、体内に蓄積されてしまうと、体液が酸性に傾いてしまうんです。

体液のpHは弱アルカリ性(pH7.4)に保たれないといけません。

ということは、水素イオンを体外に排出し続けないといけないわけです。

さて、どうやって体外に排出しているでしょうか。

では、Let's thinking!

どうですか、わかりましたか?

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水素イオンは人体内では、二酸化炭素に変換が可能なんです。

私たちはは呼吸によって、二酸化炭素を体外に排出していますよね。

つまり、呼吸の呼気を通して、体内の水素イオンを結果的に体外に排出しているわけです。

このような呼吸による二酸化炭素の排出も、ホメオスタシス機構の一つなんです。

私たちが普段なにげなくやっている活動

たとえば。。。

呼吸すること、水を飲むこと、おしっこや便を出すこと、汗をかくこと、寒くて震えること、ご飯を食べること、動くことなどなどですね。

これらはすべて、ホメオスタシスをはたらかせていることになるんですよ!

もし、このホメオスタシス機構が少しでも破たんするとどうなるでしょう?

その結果、細胞の活動が正常に行えなくなるということはイメージできますよね。

健康であるかどうかは、ホメオスタシスがしっかりと行えているかが大前提なのです。

普段私たちのやっていること。

消化・吸収・排泄・免疫・適応・生殖・運動などの身体のしくみを正しく使えるようにすることです。

健康への道は、ホメオスタシスが正しくはたらける身体のしくみを理解することから大きく開けていくんじゃないでしょうか。

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