生体にとって最も重要な問題は何か?

こんにちは、稲田です。

生体にとって最も重要な問題、今日のコラムのタイトルです。

何だと思われますか?

生体にとって最も重要なこと。

私たちが生活している外部環境は、刻々と変化しています

四季のある日本なら、季節によって気温や湿度、紫外線の量などさまざまに変化しますね。

一日のうちでも寒暖の差があります。

このような外気温の変化に対して、私たちには内部環境を一定に保とうとする働きがあります。

また、仕事や家庭などで人間関係で精神的に好ましくない状態にさらされるとストレスを感じます。

生体がストレスにさらされると、自律神経や内分泌系を介してなんとかしようと反応をはじめますね。

生きていくために、私たちは栄養と酸素を摂りいれますが、現代の環境はあまりいいとは言えませんね。

食品添加物や薬品、排気ガスやPM2.5などの大気汚染、洗剤や除菌剤などに含まれる化学物質などなど。

これらが、絶え間なく胃腸から肺から皮膚から体内に入ってきています。

生存とは内部環境の恒常性を維持すること

体内の内部環境が変化しないよう私たちの細胞レベルで、生体を維持するためにがんばっている働きがあるんですね。

それが。。。

誰でも知っていると思いますが、

ホメオスタシス(生体恒常性)homeostasisですね。

ギリシャ語のhomoios(同類の)とstasis(安定を保つ)という意味を組み合わせた語です。

有名な生理学者のCannonが提唱しました。

Cannonは、「生体によって維持されている不変の状態を意味する」といいましたが、

どんな時でも常に同じであると固定した状態を言っていたわけではありません。

「ホメオスタシスとは、変わりうる一つの状態を意味するが、それが比較的一定であるということ」だと述べています。

私たちが生きている環境には、2つの環境がある

さきほどコラムの上の方で、外部環境と内部環境という用語を使いました。

外部環境というのは、外界の空気・大気中のことで、私たちはこの地球の陸上で大気ガスに囲まれているから生活ができるんです。

そして内部環境というのは、細胞のまわりの環境のことです。

細胞の外側にあるのは、細胞外液という体液環境です。

一般的に、体細胞間のせまい間隙を満たしている間質液と、血管の中を流れている血漿のことを指します。

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ウィキペディアによると、

細胞外に存在する体液の総称であり、血漿と間質液より構成される。

脳脊髄液などの一部の細胞外液は細胞通過液として分類される場合もある。

細胞の生活環境である細胞外液は内部環境とも呼ばれ、細胞外液の恒常性の維持は生命維持において不可欠な機構である。

細胞外液は体重のおよそ20%(血漿:5%、間質液:15%)を占める。

と書かれています。

個体として私たちにとって、大気の質が大切だとわかるのは、都会から田舎の田園や森林の中に身を置いたときに感じる空気のおいしさですね。

鼻がすーっと通って気持ちがいいです。
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同じように私たちの身体をつくっている一個一個の細胞にとって、細胞外液の質の良し悪しは細胞の健康状態に必ず影響しています。

いわば細胞が常にお風呂に浸っているようなもんです。

誰だって汚れて異物や有害物質の浮かんだお風呂に入りたくないし、きれいな一番風呂のほうが気持ちいいですよね。

さて、生体にとって最も重要なこと、わかりましたか?

それは生きる、生存するということです。

そのために生体は生存するという目的を果たすべく、ホメオスタシス機構を駆使するわけです。

症状で出るのは悪いことか良いことか

ホメオスタシスの働きで身体のいろんな活動を正常な状態に調整してくれているわけですが、そこで考えないといけないことがあります。

生体は生存のために最適な反応をした結果、個体としての私たちにとっては不都合だと感じることも生じるということなんです。

つまり、さまざまの形で現れる症状、疾病の出現です。

ホメオスタシスのはたらきで健康になるんじゃないのと思ったら、ありゃりゃ、病気になっちゃったということですね。

このあたりのことについてはもう少し深堀りしたほうがいいですね。

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